インフルエンザ

 鳥インフルエンザが蔓延しているようです。ニュースを見ていて「人対人で感染する変異型が出れば死者が数万人」というような報道があります。

 これを聞いてすぐに思い出したのが、小松左京の長編SF「復活の日」。中学だか高校だかの時に読みましたが、人類がウイルスによって滅ぼされてしまうお話です。
某国で兵器として開発・培養されていたウイルスが漏れてしまい、全世界に爆発的に広がり、南極基地を除くすべての人類が死滅する、という途方もないお話です。結末はさすがに紹介しませんが。

 その中では、未知の病気(しかも最初はかぜ症状)に対して必死の抵抗をするも無力な医師や医療の姿も描かれています。

 その話と少し似ていて、背筋が寒くなりました。
 でもまた読みたいな…。