いつのまにか

 建築業界の大騒動に気を取られている間に
 米国産牛肉の輸入再開が決まり、自衛隊イラク駐留の延期もすんなりと決まってしまいました…。


 もちろん、建物の話も重大事件なんだけど…、
 牛肉、ヤバいんじゃないのかな。来週には解禁、クリスマスごろには実際に入荷する見通しって…、こういうことは時間かからないんですね。また、薬害エイズのときのように、被害者の救済措置よりもアメリカとの関係の方がより利益があると計算されたのでしょうか。
 自分自身については、アメリカ牛は買わない、危なそうなお店では食事しない、とかできますが。(特に民営化されている)給食や学食あたり、危ないんじゃないでしょうか?民間は安くあげる代わりに、手を抜いたらいけないところまで抜きますから(もう事例には事欠きませんね)。
 もちろん、アメリカの検査なんて信用できません。先日も鶏肉と間違えて牛肉が送られてくるというミスが起こるくらいのレベルだし、それこそ民営化されていますから。


 どちらにしろ、社会的に力の弱い人(子供とか)や経済的に余裕のない人は危険性が高くなり、対策を講じにくくなります。これ、今回の建築の話だって同じです。高いお金を払える人は危ない家に住まなくて済みますが、お金のない人はその危険に甘んじなければならない。
まさに「アメリカ型社会」がやって来ているんですね。