ごちゃごちゃ

 産婦人科研修で今日が一番盛りだくさんの日。

 朝一で人工妊娠中絶の見学、外来で見学や診察をして、病棟の回診を済ませたところで、誘発中の患者さんが「生まれそうです」のコール。ほどなく生まれる様子を見学したあと外来見学に戻って、午前の部が終わったのが13時。
 そして、午後の手術患者さんの入室が13時。休憩もなく手術室へ。幸い小手術だけなので終わったのが14時半ほど。病棟に帰ると、いよいよかという事で午前中に入院になっていた50代子宮頸癌ターミナルで在宅で看ていた患者さんが虫の息、あっという間に15時過ぎに亡くなってしまいました。

 胎児が一人(?)亡くなり(?)、赤ちゃんが一人生まれ、そして一人お亡くなりに。しかも、最後の方は、自分が内科研修中に担当になっていた方で…。
 人の生と死がごちゃ混ぜの一日。そういうところだと分かっていても、なんだか心が疲れる感じ。
 いや、むしろ、それでも普通にご飯も食べられて、眠れる自分が、なんだかなぁと。