いじめ

11月も終わりですね。


直近の試験がそこまでキツくないので、今日は久しぶりにeggに顔を出しました…。そしたらなんと、参加者3人(僕含め)。みなさん忙しいようで。
今日は、最近流行り(?)のいじめについて、新聞記事を読みつつフリーディスカッションみたいな感じになりました。
ちょうど、3人とも年代が違って、少ないからたくさん話せて、僕としてはすごく満足でした。


教育再生会議」の緊急提言にまずツッこみを入れ、締め付けと監視を強化するだけの対策に呆れました。「いじめ」を型にはまった均一のものとして捉えてるみたいで、加害者をどう罰するかとか、報告義務を設けるとか、そんなのばっかりで。
「いじめる側」と「いじめられる側」のどっちが悪いかだって、それぞれの場合で違うだろうし、いじめを完全に無くすことは不可能(むしろ、どう対応するかが重要)だってことがなんで分からないんだろう。
「対応力がない」ことが問題なのに、それを強化するような案が皆無なのにもびっくりです。
という感じで大いに盛り上がりました。


別の記事で、世界のいじめ事情を紹介しているものもあり、例えばアフリカでは、「年齢や家の事情など、こども達の状況が多様であることが普通」であったり、「学校への依存が少ない(それ以外の生活の場のウェイトも大きい)」ことでいじめがあまりない(もしくは過激にならない)というのが一番印象的で、外を見ることで省みることのできるものがあることを実感しました。
本の学校は、できるだけ差を排除しようとして(制服とか校則とか)、逆に多様性を認めづらい世界になっているんだなぁ、なんて。


イライラしてるときは人に優しくできないように、余裕のない暮らしは(学校だけでなく)さまざまないじめを引き起こしている気がします。
みんながもっと余裕をもって暮らせるようになればいいのになぁ、とも思ったりしました。