かい

月曜は当直明け、夏休みのDr.の代診をこなしたあとの午後の往診は、臨時の飛び入りあり、複雑な環境の方ありで、普段よりも2時間近く押しながらの展開となりました。
目の見えない90代の患者さんのお宅に1ヶ月に1回伺っています。視覚なしでもご飯やトイレは起きて自分で歩いてしている気丈な方ですが、最近は「もう死んでもいいんだけどね…」と後ろ向きな言葉が漏れてきて気になっていました。そのため毎回、意識的に時間を割いてお話を聞くように心がけていたんですが、押し気味の今回は多く話を聞くことができず、本人の体調もまずまずであることをいいことに、そそくさと退散してしまいました。なんでも、往診の当日は、朝から「今日は(医者が来るから)やだねぇ」と漏らしていたとご家族から伺い、なんだか暗い気分になってお宅をあとにしましたが、帰りの車の中で、同行している看護師さんがポロっと「○○さんは、本当に先生に会えるのを楽しみにしてるんですね。ずっと見てるから分かります」と言ってくれたことには、涙が出そうなほど嬉しく思いました。
別に、そのためにこの仕事をしているわけではない、感謝されるためにしているわけではないですが、それでも、こういう瞬間には「あぁ、この仕事を選んでよかったなぁ」と思うのです。

ツイてるのか、ツイてないのか

体調を崩して寝込んだり、そのせいで友達の出産お見舞いに行けなくてがっかりしたり、なぜかボーリングに行ったり、全然運動できていないのに久しぶりに測った体重&体脂肪率が見事に下がっていたり、いろんなことがあってそれなりに充実な日々です・・・。
お仕事の方は、今日、久々に受け持ち患者数が最大数タイとなりました。15人を超えたあたりから訳がわからなくなってきます。30人以上同時受け持ちできる上級医の頭の中が想像つきません。「要領」でどうにかできる部分もあるんでしょうが、今の僕にはまだ無理。一つ一つ地道にやっていこうと思いますが。


今日は午後から救急当番でそのまま当直という嫌なスケジュール。
自分の時間になってすぐに救急車でCPAが搬送されてきて、CPRするもお亡くなりになりました。
悪い流れで始まった今日の当番は、やはり流れ通りで、夕方にもCPAが来てやっぱりお亡くなりになり、そうかと思うと、チンピラ風な方が難癖をつけに現れたり、心休まらない夜に。それでも22時頃から落ち着き、今度は書類仕事の山を崩しつつ、こうやって気晴らしをしております。


といいつつ、疲れたのでもう寝ます。書類の進行具合は・・・・・・まぁなんとかなるでしょう。

ヘヴぃ・・・

日曜日は職場のバレーボール大会でした。
自分の職場は、なぜか毎年弱くて、今回の目標も「目指せ!1セット!」でした。
メンバーがギリギリの6人しか集まらず、練習も自分ともう一人しかできず、雲行きは怪しい感じでしたが、結果的に目標は難なく達成。したものの、そのあと惜しいセットを落としてゲームをものにすることはできず、悔しい思いをしました。


そして、その夜は当直。幸い救急車はこなかったものの、ちょっと寝不足に・・・。
今週は木曜も当直・・・。このくらいが普通の人もいるけど、自分としては結構しんどいかもです。

危機感と惰性の狭間で

当直中です。これを書いている今(22:55)のところは平和な夜です。でもこういうこと考えてると「アタリ」出すんですね。なぜか。

思えば、独りで当直をするようになって早くも2カ月が過ぎるところ。自分しかいないというプレッシャーは変わりませんが、プレッシャーがあることに慣れてしまった自分がいます。実力が伴わないのに、恐怖心が薄れていくのはよくない傾向なのかも。


日々の仕事で手一杯で、学習の時間が思うようにとれない自分がいます。でも、休みの日を返上してまで勉強するストイックさも無く…(休みは休みで大切にする、ともっともらしいことを言っていますが)。
ふとした瞬間に「学習意欲」が盛り上がることはよくあるんだけど、逃すとどうしようもなくやる気がなくなります。困ったものです。


そういう自分の現状が、果たして自分自身だけの問題なのか、と考えることもあります。
少し前に、とある方(講演をするくらいの名のある方)とお話したとき、「医者には頑張って患者さんを思いやってほしい」という文脈のときに、ポロっと「でも、医療者も忙しいし、社会も余裕がなくなってきている中で、難しいものでもありますよね」とこぼしたら、「それを言ったらおしまい。日々の中で、ふと空を見上げたり、道端に目を落としたり、そういうちょっとしたことでも心の余裕は作れるのだから、そう心がけてほしい。」というようなことを言われました。
あちらとすれば、励ましなのだろうとは思いますが、僕にとっては「忙しいのも自己責任」と言われている気がして、そんな場面なのに泣きたくなりました。卑屈なんだろうか自分。



そうそう、ヱヴァ:破を公開初日に観てきました。さすがに初回ではありませんが。
感想はすべてネタばれになるので伏せますが、とりあえず続きが気になって仕方がない感じです。でもまた1年以上待たされるのか…。

学習効果

とあるマラソン大会に出場してきました。
本日の走行距離は15km。
早朝には雷雨が荒れ狂い、あわや中止かと思われた今日でしたが、家を出るころには雨も止み、蒸し暑い気候となりました。
前の職場からは大人数の参加だったので便乗させてもらい出発!


前回(4月のハーフマラソン)の反省をもとに、序盤は抑え気味の走行を心がける。安定したペースで走っていると、ついつい、このまま最後まで走れそうな気がしてしまう。そう思ったときにはすでにオーバーペースとなっているので、意識してペースを保つ。
10kmを過ぎたところからペースアップ。
残り3kmではラストスパートでさらにハイペースへ。


というわけで、まずまずの感覚で走ることができました。
前回は悲鳴を上げていた膝も、今回はまだ余裕がある感じ。進歩があることは嬉しいことです。
とは言っても疲れましたが。


終わったあとはみんなで焼肉パーティと、消費した分を取り戻す勢いで食いに走りました…。

お調子者?

来月に迫った球技大会に備えて、週に1回バレーの練習に行っています。
今日は2回目。
先週はスカばっかりだったスパイクが、今日は何本か気持ちいい当たりが。軌道が鋭角になってきたのも嬉しいところ。


ところが、何度か跳んでいると右フクラハギに「グニっ」っと嫌な(でも懐かしい)感触が…。これは…「…ツるッ。あと少しで!」と、その後はジャンプ力50%ダウンで過ごしました。でも、全力でできないのってイライラする。


この程度でこうか…。分かっていたけど、衰えを実感するのは嫌なものです。

しんぽ

今日のうたの練習は、なんだか手応えがあった感じで嬉しかった。
「だんだん声が聞こえてきた」とも言われたし。


自分的に難しいのは、「喉を開けることを意識」しつつ、「余分な力を抜く」ことの両立。声量を上げようとすると、力んでしまって硬い声になってしまう。
今日は、他のパートの声もいつもよりたくさん聞こえたのも収穫。


さらなる精進が必要ではあるけれど。